【電波の違いを解説♪】
【WiMAX】・【WiMAX2+】・【AXGP】・【4G/LTE】
「いろんな名前の電波があって
違いがよく分からない…。」
そんな悩みを解決します。
それぞれの電波の特徴が分かれば、違いが分かります。
【電波の違いを解説♪】
【WiMAX】・【WiMAX2+】・【AXGP】・【4G/LTE】
「いろんな名前の電波があって
違いがよく分からない…。」
そんな悩みを解決する記事です。
それぞれの電波の特徴が分かれば、違いが分かります。
種類が多くて分かりにくい電波について分かりやすく解説♪
ポケットwi-fiで
使われる4つの電波一覧
WiMAX
WiMAX2+
AXGP
4G/LTE
現在、ポケットwi-fiで主に使われている電波は↑この4つとなっています。
「電波とか回線とかよく分からない。」というあなたでも、WiMAXかWiMAX2+のどちらかは聞いたことがあるかと思います。
いったい何が違うのでしょうか?

ではさっそく、先ほどの4つの電波の違いを「強さ・速さ・緩さ」に注目して、確認してみましょう。
「強さ・速さ・緩さ」を見比べて4つの回線の特徴をつかもう♪


で、どのポケットwi-fiがどの電波を使ってるんですか?
WiMAX系とLTE系に分けてご説明します。
【WiMAX系】と【LTE系】のポケットwi-fiが使える電波を比較
WiMAX | WiMAX2+ | AXGP | 4G/LTE |
▲ | ◎ | × | ▲ |
WiMAX | ▲ |
WiMAX2+ | ◎ |
AXGP | × |
4G/LTE | ▲ |
【補足】
WiMAX系のポケットwi-fiとは、その名の通り「WiMAX2+」の回線をメインで使うポケットwi-fiです。
WiMAX【▲】の解説
WiMAX回線の詳細で記載していますが、WiMAX回線は今後なくなります。
なので、WiMAX系のポケットwi-fiの新機種は、WiMAXの電波が最初から受信できないようになっています。
もちろん、その代わりにWiMAX2+の電波の受信性能があがっています。
WiMAX2+【◎】の解説
WiMAX系のポケットwi-fiのメイン回線となります。
2017年現在、下り最大440Mbpsという脅威の通信スピードを達成しています。
AXGP【×】の解説
WiMAX系のポケットwi-fiでは、受信できません。
4G/LTE【▲】の解説
機種によって、この4G/LTEが使えるか使えないかが変わります。
W系 | WX系 |
![]() |
![]() |
使える | 使えない |
左側の「W系」機種では、ハイスピードプラスエリアモードというモードにすると、4G/LTEの回線の電波が受信できるようになります。
この点については、ハイスピードプラスエリアモードの注意点の記事にて解説してますので、よろしければ参考にしてみてくださいネ。
WiMAX | WiMAX2+ | AXGP | 4G/LTE |
× | × | 〇 | ◎ |
WiMAX | × |
WiMAX2+ | × |
AXGP | 〇 |
4G/LTE | ◎ |
LTE系のポケットwi-fiとは、その名の通り「4G/LTE」の回線をメインで使うポケットwi-fiです。
WiMAX・WiMAX2+【×】の解説

LTE系のポケットwi-fiは、WiMAX系とは会社が違うので「WiMAX」と名前がついた回線を使うことができません。
AXGP【〇】の解説
LTE系のポケットwi-fiの一部の機種では「アドバンスモード」という月間上限ナシのオプションが用意されています。
アドバンスモードを…? | |
![]() |
![]() |
使える | 使えない |
このアドバンスモードを使っている時、「AXGP」の電波をメインに受信します。
4G/LTE【◎】の解説
LTE系のポケットwi-fiのメイン回線です。
契約プランによって上限の通信量がかわります。


結論からいうとWiMAX系とLTE系なら、どっちのポケットwi-fiがいいんですか?
当サイトでは、私も使っている【WiMAX系】をオススメしています。
ですが、あなたにベストな方がどっちなのかは、あなたのネットの使い方によって変わります。
なので、コチラの物語を参考に「どっちがあなたに合うか?」を考えてみてください。
「補足:WiMAX・WiMAX2+・AXGP・4G/LTE」の詳しい解説
WiMAXの詳細
もうすぐ停波
WiMAXは速度が最大13.3Mbpsへ低下し、2018年にはサービス終了します。
そのかわりに今メインで使われているWiMAX2+が強化されます。
詳細については⇒【WiMAXの速度低下とサービス終了について】をご覧ください。
電波の強さ【×~▲】
WiMAXの最大の弱点である「電波の弱さ。」
ちなみに、評価が【×~▲】だからといって、常に圏外というワケではありませんのでご安心を。
あくまで「いつでもどこでも安定して電波が入るワケではない。」ということです。
もちろん、地域によっては電波が良いところもあります。
ですが、「壁が分厚い屋内、地下では使い物にならないレベル。」ぐらいに思っておいた方がいいと思います。
おうちの中で使うなら、「窓際に置くといい感じ♪」とよく言われています。
通信の速さ【×~▲】
下り最大40mbpsと表記されていますが、実際に使う時には「数Mbps~十数Mbps」ぐらいと言われています。
この「数Mbps~十数Mbps」という速さは、サクサク高画質の動画が楽しめるぐらいの速さです。
なので、普通にネットサーフィンする時に遅すぎる…。ということはありませんでした。
しかし2017年の現在、WiMAX対応機種もどんどん減り、もはや存在自体が消えかけています。
規制の緩さ【◎】
「WiMAX」最大の武器である通信規制一切なし。
よくある「※ただし…」の条件もないので、まさに無制限で使いたい放題使えます。
(⇒WiMAX2+の表へ)
WiMAX2+の詳細
電波の強さ【▲~◎】
残念ながらWiMAX2+の電波は、スマホのように「いつでもどこでも繋がる!」とは言えない強さとなっています。
いまでも、どうしても使う場所によって電波の強さに「差」があります。
ですが、以前は電波が届かなかった地下街や地下鉄などの場所でも、どんどん電波が入るようになってきています。
こういったアンテナ設置は、WiMAX2+の電波を提供している「UQ」が努力している証拠です。
通信の速さ【○~◎】
2017年現在、下り最大速度440Mbpsを達成し、ますます通信速度が速くなってきています。
もちろん、理論上の速度なので実際の速度はもっと遅いですが、それでもHD画質の動画をサクサクみられるぐらいの通信速度はあります。
ただ、コチラの通信の速さも地域によって「差」があります。
規制の緩さ【〇】
直近3日間合計3GBで通信規制が、2017年2月から緩和されました。
いまの通信規制対象は「直近3日間合計10GB」に。
この規制緩和によって、ほとんどの人が通信規制にかからない範囲で、楽しいネット生活が送れるようになりました。


約1Mbps程度と公式に発表されています。
この「1Mbps」というのは「yahoo!ニュースをみたり、ツイッターをみたりといったネットサーフィン系はできるけど、高画質の動画は見られないレベル。」です。
ほとんどネットに繋がらない「スマホの速度制限より全然マシ」です。
(⇒AXGPの表へ)
AXGPの詳細
電波の強さ【▲】
全国の主要都市部がメインエリアとなっており、WiMAX2+に比べると狭くなっています。
また、地下街や地下鉄などは繋がらないという口コミが多くみられます。
もう少し頑張ってほしいところ。
通信の速さ【▲~〇】
電波さえ入れば、通信速度は問題ナシ。口コミや評判も電波が入っていれば上々です。
ちなみに、下り最大速度○○Mbps!!のような告知をしていないことから、そこまで速度に自信がないと予想できます。
規制の緩さ【〇】
直近3日間合計10GB以上使っていると通信規制がかかります。
【Y!mobile公式サイト】
通信の制限について
(⇒4G/LTEの表へ)
4G/LTEの詳細
電波の強さ【◎】
「4G/LTE」はスマホと同じ電波なので、もちろんスマホと同じぐらい繋がりやすいです。
地下街でも地下鉄でも、基本的にいつでもどこでも繋がります。
通信の速さ【〇~◎】
機種によって差があるものの「基本的にネットで何やっても快適なレベル」の速さを誇ります。
規制の緩さ【×】
電波が強くて速い「4G/LTE」の最大の弱点が、この「規制の厳しさ」です。
ほとんどのポケットwi-fiが月間7GB分の通信をすると、速度規制されてしまいます。


128kbpsです。
この「128kbps」は、スマホの速度制限時と同じ速さです。
つまり、ウ○コです。笑
「yahoo!のTOPページすら開くのに苦労するレベルです。」
ポケットwi-fiの電波の種類について調べた方々には、コチラの記事も読まれています。
・その1⇒
・その2⇒
・その3⇒